TEAC カセットテープデッキシリーズ総合 1975年11月
「音楽あふれる日々」シリーズ
10月のニュースカタログで告知されたモデルが掲載されたカセットデッキ総合カタログ1975年11月版です。人気の高かったA450の後継機は残し堂々のラインアップです。
カセットデッキの性能比較は第1にワウフラッターでした。というのもテープ速度が極端に遅いためどのぐらい走行系にお金がかかっているかというのが注目点でした。
下の表を見ても価格とワウフラッター値が見事に比例しているのが分かります。周波数特性については本体の問題よりテープの進歩が必要でした。テープについてはこの時点でクロームテープがすでに有りましたが、この後テープ自体進化をとげることになります。
掲載されたモデル
Model | head motros | W.F* |
PC-10 | 2head 2motor | 0.07% |
A-650 | 2head 2motor | 0.06% |
A-460 | 2head 1motor | 0.06% |
A-440 | 2head 1motor | 0.07% |
A-400 | 2head 1motor | 0.08% |
A-170 | 2head 1motor | 0.09% |
Model | NR | 価格 |
PC-10 | Dolby B | 125,000円 |
A-650 | Dolby B | 119,000円 |
A-460 | Dolby B | 89,800円 |
A-440 | Dolby B | 79,800円 |
A-400 | Dolby B | 65,800円 |
A-170 | Dolby B | 57,800円 |
※W.F:ワウ・フラッター