TEAC New Model News
1975年秋の新製品ニュース
うまくたたむと封筒になるのではないかと思える糊代のついた不思議なカタログ。とりあえず新製品だけを並べましたという形です。
ここに来てオープンリールテープデッキでは最高峰のセパレート型2tr38モデルの投入です。オープンリールテープデッキではドルビーではなくdbxを採用しています。
そしてカセットデッキではマイクロスイッチによるフェザータッチを採用し、性能的にもA450を超えるA-650の登場です。価格も10万円超えとなりました。
A450も性能を一新してA-460としてリニューアル。この形を残したのは如何にA450の評判が良かったを証明しています。
さらにTEAC発のポータブルカセットデッキの登場です。この分野はSONYがデンスケという愛称で電池駆動のステレオカセットデッキを発売してから生まれたジャンルです。約2年遅れでTEACも発売です。
記載のあるモデル
オープンリールテープデッキ
| Model | CH・Truck | head motors |
| A-7400RX | 2ch 2tr 38cm/s | 4head 3motor |
| Model | Reel | 価格 |
| A-7400RX | 10号 | 398,000円 |
カセットデッキ
| Model | head motors | W.F* |
| A-650 | 2head 2motor | 0.06% |
| A-460 | 2head 1motor | 0.06% |
| PC-10 | 2head 2motor | 0.07% |
| A-440 | 2head 1motor | 0.07% |
| Model | NR | 価格 |
| A-650 | Dolby B | 119,000円 |
| A-460 | Dolby B | 89,800円 |
| PC-10 | Dolby B | 125,000円 |
| A-440 | Dolby B | 79,800円 |
※W.F：ワウ・フラッター